夢のプログラムとコロナウイルス

現在直面している困難な状況において、私たちは、自分たち、家族、そして地域社会を新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大から守ることに焦点を当てています。私たちは、クラブ会合や催しを中止しています。ソーシャル・ディスタンス(翻訳者注:社会的距離。人と人の間に一定の距離を保つこと)を行い、公衆衛生担当局による義務付けに従っています。そして、ソロプチミストである私たちは、地域社会で最も脆弱な人々のことを心配し、助けたいと望んでいます。

皆様がクラブの活動の管理に取り組まれる中、「夢プログラム」の参加者についていくつかの提案をさせていただきたいと考えています。以下の点についてご配慮くださるようお願いいたします。

  • 催しを中止する際、女性と女児は「夢を生きる賞」の表彰イベントや「夢を拓く」のプロジェクトに参加することを楽しみにし、待ち望んでいたことに留意してください。中止は正しい行為ではありますが、優しくかつ支援的で、しかも明確な言葉をお使いください。女性と女児には、安全な状況になり次第、できるだけ早く日程を再調整することをお伝えください。
  • 女性たちは今、これまで以上に「夢を生きる賞」を頼りにしていることを忘れないでください。賞金の授与を表彰式まで待つ必要はありません。資金の授与を先送りせず、出来るだけ早く受賞者にお渡しくださいますようお願いいたします。
  • クラブに資源がある場合、「夢を生きる賞」受賞者や「夢を拓く」の参加者に、スーパーマーケットや薬局で利用できるギフト券を提供することをご検討ください。こうした女性や女児は、私たちが「成功する上で障害に直面している」と考える層です。彼女たちは、今まで以上に私たちを必要としています。
  • 「夢プログラム」の参加者と連絡を取り続けてください。ソーシャル・ディスタンスは、強い孤立につながる場合があり、彼女たちに連絡して元気でいるかどうかを確認することは、彼女たちの生活に変化をもたらす可能性があります。
    • 支援のメッセージを女性や女児と共有しましょう。肯定的なメッセージは、今の私たち全員にとって助けとなるでしょう。
    • 女性や女児にとって有益かもしれない地元の資源を共有しましょう。これには、無料の食事を受けられる場所、ドメスティック・バイオレンスの資源、その他の援助を受けられる機会が含まれます。
    • 子供たちと家で過ごしているであろうお母さんたちに、オンラインの学習資源を送りましょう。多くの機関が、無料で資源を提供しています。
    • 「夢を拓く」に参加する予定だった女児たちと、オンライン上で読書会を始めてはいかがでしょうか。オンライン上で書籍への無料アクセスを提供しましょう。
    • 十代の女児には、あなたのお気に入りのポッドキャストやテッド・トークなどのオンライン資源を紹介しましょう。彼女たちに、追加の資源について皆様へ尋ねることができることを伝えましょう。
    • Zoom(ズーム)などのビデオ会議用プラットフォームを使って、「夢を拓く」の計画委員会を開催することを検討してみましょう。

この困難な時に、「夢プログラム」の参加者へ配慮してくださることに感謝申し上げます。もし、このような時に、女性と女児への支援で成功した例や、素晴らしいアイデアがありましたら、ぜひ私たちに教えてください。program@soroptimist.orgまでご連絡くださるようお願いいたします。

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